日にち : 2017.8.20   照会数 : 4916
古代から続く日韓のつながりと国際結婚
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日本の古代には、飛鳥・奈良時代(奈良)、平安時代(京都)などと呼ばれる時代がありました。当時、これら日本の政権に従事する役人、そこで暮らす職人、一般人に至るまで、渡来人と呼ばれる人々が多数生活していました。

 

渡来人とは、大半は朝鮮半島からやってきた、今でいうところの、韓国人でした。韓国の古代史を見ると、高句麗、百済、新羅という3国が激しく争っていた三国時代が長く続いており、この三国時代、朝鮮半島の各国が日本との関係を求め、人、物、技術などの交流が盛んに行われていました。その過程で、朝鮮半島出身の韓国人と日本列島に住む日本人が夫婦として結ばれるということも自然にありました。

 

長い目で見ると、今の日本人、古代の時代に日韓夫婦として結ばれた家庭、その子孫という方も少なからずいらっしゃると思います。現代の日本社会では、数十年前に比べると、国際結婚件数も増加してきました。国際結婚のパートナーの出身国は多岐にわたりますが、韓国人との国際結婚については、古代から続く交流の歴史を考えると、他国にはない密接な関係があると思います。そのため、国際結婚という範疇になりますが、それほど高いハードルを感じずに、韓国人を人生のパートナーにするということも選択肢の一つになり得るのではないかと思います。

 

 


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